アスパラ圃場の冬作業 枝葉・茎の撤去編

収穫を終えた圃場の整備

アスパラの収穫は基本的には4月〜9月の間に行われ、冬の間は来春に向け根に栄養を蓄えたアスパラ達は冬眠します。

 昨年(2019年度)は連日の雨のせいか茎枯れ病を確認していました。もちろん収穫期にそういった病気を見つけたら直ちに防除などの対応をして病気の感染を防ぎますが、収穫期の圃場に茎枯菌を残さないためにもアスパラの冬眠期間中の圃場のメンテナンスはとても重要になると我々は考えております。

冬になり枯れた親アスパラの撤去

 収穫が終わった圃場の親アスパラは寒くなると根に栄養を蓄え、葉・茎は枯れてきます。まずはその枯れた親アスパラの撤去作業を行います。

 収穫期のアスパラは寒さや、強風の強い揺れに弱くストレスを感じると防衛本能が働き、芽を出さなくなってしまいますので親アスパラを立茎した際(収穫期の親は大人の身長ほどに伸びます)にアスパラネットなどで風による揺れを防ぎます。

 冬の撤去作業の大変な点としては、枯れた枝葉がネットに絡んで一気に撤去が出来ませんので、一度ネット下程度でカットし上部の枝葉と、下部の茎を別々に回収する必要があります。

 数年収穫を繰り返している圃場(親を立茎している)の場合はしっかりと根が張り大きくなっていますので、茎を撤去する際に枝をグッと引っ張り抜きますが、新規圃場の場合、まだ親を立てておりませんので枯れた茎を根本でカットし、枯れた枝葉・茎を回収します。

回収した枝葉・茎は焼却し、撤去作業の完了となります。

アスパラ圃場の冬作業 畝・通路の雑草焼却編に続きます